Mr.Children "HOME" TOUR 2007 - in the field - in Hiroshima

さぁ今年二度目のチルライブです。こんなに残暑厳しいなか観に行くとは思わなかったよ・・・。9月の下旬だぜ?夜とかはもう薄地の上着がいるかなーなんて思ってたさチケットをとった段階では。なんでこんな暑いんだ。汗がダラダラ流れ落ちているよ?まぁ雨降るよりはいっか、と思いつつ家を出て、アストラムラインに乗り、いざビックアーチへ。そう、16時までは暑かったの・・・降水確率だって10%だったの・・・嗚呼それなのに。
(以下ネタバレ含む)
一緒にライブを観るおともだちとは16時にスタジアム前で待ち合わせしてたんですが、待ち合わせ時間直前に豪雨が。豪雨が降り出しちゃったよ。みんな屋根のあるところ(テントの中とか)に避難。「まあ夕立だからすぐに止むだろ」とみんな言ってましたよええ。私もそう思ってましたよええ。案の定20分くらいで雨は止みました。そして合流したおともだちは駅から会場に向かう途中で雨に降られたそうで全身ズブぬれ。「グッズでTシャツ売ってるから、それに着替えたほうがいいんじゃない?風邪ひくよ?」と言い、ふたりでツアーグッズ売り場に並ぶことに。待っているとまた雨が降り出しました・・・さっきまで避難してたおかげでぬれずにすんだ私もあっというまにずぶぬれに。「これは・・・買ってすぐ着替えずに、ライブ終わってから着替えたほうがいいね」「そうだねそうしよう」と45分くらい雨に打たれながらお互いを励ましあう私たち。やっとTシャツ・タオルを購入。その後いそいで会場内へ。依然降り続く雨。そして私は思い出していた。12年前の夏のことを。
1995年。Stadium Tour -Hounen Mansaku-夏祭り'95 空[ku:]、広島公演。場所は同じく広島広域公園(第一球技場)。この日は朝から土砂降りの雷雨。ライブが行なわれるかどうかわからなかったがとりあえず会場へむかった。しばらくまって、開演決定のアナウンスが。みんなずぶぬれのなか、跳んで歌って手拍子して・・・漏電の心配があるためSEも特効も使用できないライブだったけど、最高だった。多くの人が泣いていた。もちろん私も。一生忘れられない。15歳の私の心に焼きついた、特別なライブだった。
あれから12年。また雨の中、私はこの場所でMR.CHILDRENを観ることになった。奇妙な偶然だ。感慨深い。
雨に打たれ風に吹かれブルブル震える観客たち。私なぞは鳥肌が立ってくる始末。「もう、とにかくはやくはじめてくれー!」と叫んでいたら、30分押しでライブがようやくスタートしました。

01.彩り
ライブバージョンで。きみら、笑顔すてきすぎだろ。とスクリーンに映し出されたメンバーの顔をみながら思った。特に田原さんはにっこにこであった。きゃあ!ぎゃあ!!そ、そんな、いきなり笑顔全開で来られた日にゃあワタクシぶっ倒れてしまいますわよ。スクリーンに田原さんが映るたびに「きゃー!」「うひょー!」「ぴぎゃー!」「かっこいー!」とありとあらゆる歓声をあげる私。
02.名もなき詩
03.星になれたら
04.シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜
なんなんですかのっけからこのヒット曲メドレーは。しかも「シーソーゲーム」のナカケイさんソロのところでぼかーんと花火があがりましたよ。早い、早すぎる、この時点でもう使っちゃうのね花火を。「そういえば『シーソーゲーム』はライブで盛り上がる曲を・・と作ったんだってことを、いま、演っている最中に思い出しましたぁ!!」演奏後のサクさんのひとこと。・・・あの、もうツアー終盤ですよ?なんでいままできづかなかったの?
05.CROSS ROAD
06.Tomorrow never knows
『Tomorrow〜』のアレンジング、最高にかっこよかったです。このバージョンでCDだしてもいいんじゃないかってくらいよかった。そしてひさびさに『Tomorrow〜』で泣いた。くっ、悔しい・・・今回泣くはずじゃなかったのに・・・。不意打ちの『Tomorrow〜』に完敗さ。「なんていい曲なんだろう」とあらためて思ったよ。(今更過ぎる)
07.my life
08.ひびき
「ひびき」・・・大好きだ。かわいい。とてもかわいい曲。キラキラしてて、37歳のおっさんたちには似合わないぞ!!(ド失礼)
09.もっと
10.HERO
あーまたきたよー「HERO」!やめてー思い出しちゃうじゃないのapfesでサクさんが泣きながら歌ったときのことを!!
11.Imagine
12.CENTER OF UNIVERSE
13.Dance Dance Dance
14.フェイク
15.Any
この流れはホールツアーといっしょですね。映像も一緒。相変わらず株価が流れるところが好きだ。
16.口笛
17.Sign
ホールツアーでは「to U」を合唱しましたが今回は「口笛」。あー気持ちいい。大声で、野外で歌うのって気持ちいい!!もうこの時点で雨が降ってることなんておかまいなし。むしろ雨のおかげでなんかすべてがどうでもよくなって、脳内麻薬がが分泌されたのか、ラリってきた私。え?いつもラリってるじゃないかって?
18.ポケット カスタネット
19.Worlds end
20.終わりなき旅
21.しるし
このラストへのたたみかけもホールツアーと同じく。「ポケット カスタネット」でどこまでものびていくすんばらしいサクさんの歌声を堪能。そして狂人のようにドラムを打ちまくるジョンさんも堪能。「ポケット〜」のエンディングでなーんかもんごいぶわぁー!っとわけの分からない感情がこみ上げてきまして、ボロ泣きしちゃいました。なんだったんだろうなあ、あれは。悲しみとか切なさとかを超えた、原始的な感情?とでもいうような・・・うーんうまく言えませんが。そして「しるし」では会場の9割が涙を流していました(当社調べ)。
EN1.Wake me up!
ホールでは聞けなかったこの曲。野外のためにとっておいたのですね?!やるなあ。しかしああ、できることならマイフェイバイリットソング「やわらかい風」も聴きたかった・・・。
EN2.innocent world
こ、ここでイノセントきたかー!もちろん大合唱です。みんな知っててみんな歌えるってやっぱりすごいことなんだなあ。
EN3.旅立ちの唄
そして新曲キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!発売前に聴けて嬉しいぞ!!当たり前にいい曲なんですが

旅立ちの唄 さぁどこへ行こう またどこかで出会えるね とりあえずさようなら
自分が誰か分からなくなる時 君に語りかけるよ でももし聞こえていたって 返事はいらないから

のサビにぐっときましたね・・・。あうあう。またチルに泣かされた。思春期の頃はライブ中に泣くなんてことはなかったのにな。としをとってみるものですね。いろいろ経験してきたことがすべてチルの結びついて、つらかったあの頃の自分にチルがそっと寄り添ってくれているような気がするんですね。哀しくて泣いているというよりも「ありがとう」という気持ちでいつもいるんですな。感謝の涙。「いつもそばにいてくれてありがとう」そんな風に思っている。