ぶるぶる。
寒さに震えているのではありません。あまりの感動に武者震いしているのだ!
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/21
- メディア: 単行本
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まーぁ大変でしたよ。後半はもうずっと「えぐっ・・・ぐずっ・・・!」とか奇声を発しながら涙と鼻水をたれ流しておりました。いいなあ、男たちの青春群像、大好きなのよな!!思えば「新選組!」もそうだった・・・(´Д⊂ヽ 切なく美しい、「走る」という行為を追及する男たちの姿。ああ当然、大さんに重ね合わせながら読んでたさ。種目違うのにさ。でも「ああ大さんも・・こんなこと思いながら走ってるのかもしれない・・・」と思うともう・・・。・゚・(ノД`)・゚・。 当然大さんと誰を重ね合わせたかっていうと、ハイジ(清瀬灰二)です。料理ができて面倒見がよくて凝り性でクレバー。ああ大好きだハイジ(大さん)!!途中ハイジが発する「この、ばかちんが!」がマイブームとなりつつありますね。(そこなのか?!)
とにかくみんな読んだほうがいいよ。陸上ファンもそうでない人も。駅伝小説ということをぬきにしても、単純にもんごい面白い小説です。巷で「『まほろ・・』ではなくこれが直木賞だろう」といわれる所以が分かりました。
私はいままで、箱根は気がむいたら見る、といったところだったのですが、これを読んだからにはもうっ、ぜったいっ、テレビにかじりついて見ます!!本当は生で見たい・・・!!