めっちゃイケテルンバ&シャベルンバ参戦記

待ちに待ったこの日がやってきましたよ。低血圧ですががんばって早起きし、8時前の新幹線に乗って向かうは大阪・堀江。
(註・以下かなりな長文となっております、物好きなかたはお付き合いいただければ幸です)
地下鉄桜川駅でとあるお方と待ち合わせ。その名もくらりさま。以前より「イケテルンバ大阪、行きましょう!」と連絡を取り合い、「なんならシャベルンバにも参加しましょう!」と意気込み合い、お会いできるのを楽しみに待つこと約1ヶ月、だったわけです。改札出口であやしげにまっておると、くらりさん登場。超かわいい。旦那様に「ぶきちょこ」と呼ばれることにぷんすかしている様すらかわいい、キュートなお方であります。
そのくらりさんにくっ付いて(くらりさんが地元のかただからと会場までの地図を全く調べてなかったフトドキモノ)、会場のギャラリーhokkまでてくてくと。「ひと、並んでますかねー」「どうですかねー」と余裕ぶっこきながらしゃべっている現在朝10時。そしてたどり着いたギャラリーhokkにはなんと・・・!すでに50人以上の列が・・・!!閑静な街に突如あらわれた謎の行列・・・。まちの方々も「なんやこの行列は」と言いたそうに、こちらをチラ見してスルーされていきました。ごめんなさい、本当にごめんなさい、と心の中でなぜかあやまってしまう私。
待っている間はもちろん、雅人様トークです。・・・え? 今日はてつぴろりを見にきたんじゃないのかって? まあそれは実際そうだしてつぴろスキーに変わりはないのだが、我々の真の姿はサカイヲタなのである。くらりさまが当ブログに度々お越しくださっているところを私が「ふふふ、逃がさんよ」と捕獲したというわけです。というわけでお土産(雅人様登場雑誌をコピーしたもの、の一部)を渡しつつところかまわず「我々がどれほど雅人様をお慕い申し上げているか」を語り合います。ぐへへ。この日をまっていたんだぜ。嗚呼これまで「さかいまさと?だれ?」「エンジンの・・ああ、キムタクの横にいたキモ笑顔のひと?」と言われ続けた日々よ、グッバイ。しかし「イケテツに会うために並んでいる列で堺雅人について語りあう図」の異様さよ。ああ笑いたければ笑うが良い。しかし我等の心は晴れやかな空気で満ちているのだ・・!(放っておけばいいと思います)
整理券配付は11時から。我等は14時からのシャベルンバを狙っていたのだが、我等のちょうど目の前で14時からの回の整理券が売り切れ・・・!やむなく16時からの回をもらいます。無事整理券をゲットし、会場へイン。
とその前に、会場前にいいともテレフォンの時に来るようなお花がひとつありまして。それはなんと作家・伊坂幸太郎から藤里一郎さんへのお祝いのお花だったのであります・・・!伊坂の「死神の精度」の表紙を取ったのが一郎さんなんですなー。伊坂・・・大阪のイケテルンバにまでお花を出すとは、あんた、ええひとや・・・(´Д⊂ヽ ファンとしてはたまらんシロモノだったので思わずぱちり。
展示されている写真は前回と変わらずだったのですが、今回はイラストレーターの原あいみさんによるイケテツ人形があらたに二体飾られておりました。ひとつは4畳半でビールのみつつ良い気分なキュートてつぴろ、もうひとつは上半身はだかのセクシーてつぴろ・・・乳首が銀色・・・。「うわぁ・・・似てるぅ・・・」と言いながらくらりさんとまじまじと見ていると、一郎さんがすり寄って来られて、「人形の土台についてるボタン、どうぞ押してみてください」とぼそり。
私「え?押したらどうなるんですか?(ボタンに手を伸ばしつつ)」
藤「わっ!」
私「!!(びっくりして手をひっこめる)」
藤「とびっくりすることがおこります」
・・・。なんてお茶目な一郎さん・・・。ボタンを押してみるとなんかごにゃごにゃっと音が聞こえるも何を言っているのかさっぱりわからん。「・・・。」という表情で聞いていた我々に一郎さん、「イケテツがしゃべってる声を入れてあるんだけど。。電池がなくなってきてるんですよねー」とあっさり。だめじゃん!でも「その声はCDで聞けますよ」とさらりと宣伝。ううむ、商売上手だぜ一郎さん。もちろん買いましたよCD。「ネットラジオ(耳元ランデブーのこと)も毎回聞いてます、初期から全部聞いてます」というと「ああ・・あの最悪最狂の第3回も聞いているわけですね・・・」とにやりとする一郎さんなのであった。あと私が伊坂からお花がきていたことにふれると、「伊坂さんのお花をみて入ってくれた人もいるんですよー」と嬉しそうだった。しかも一回会場から出たときにまたもやすり寄って来られて「(伊坂さんからの)お花の写真、とりました?」と聞かれる。「もちろんです!あ、一郎さんがうつっているところとっていいですか?」と言っているとやさしいくらりおねいさまが「じゃあgracefulmanさんも一緒に、撮って差し上げましょう」と撮ってくださった。わーいわーい。・・・ますます「何しにきたんだお前」感があふれ出すのであった・・・。
その後くらりさんと会場近くのカフェでランチ。雅人様のことなどいろいろ話していると、ぞろぞろと6人くらいのお客さんが入店。するとその中に・・・!
てつぴろがイタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
むがーーー!!ふつーに入ってきたー!!帽子(コットンぽい中折)かわゆす!!私服もすてき!!(クリエで遭遇したときは全身黒づくめであったが今回は紫色のギンガムチェックなぞをお召しでかわいさUP)そしてなぜかリュックがばりデカ!!ものっそぱんぱんにつまっていたね。なにがはいっているんだ?もしやこれから登山にでも行くのか?ひょっとしてその帽子も登山帽・・・?てかわしの敬愛する男性はなぜデカリュック背負っている率が高いのだ?(ex、某「島で自転車に乗るときもデカリュック」ハードラー)これはもはや「gracefulmanにかかわる7不思議」のひとつに入れてもいいんじゃないのか?という気さえしてきた。 (どうでもいいよ)
ちょうど壁があって、食事中のようすなどは見られなかったのだが(見ようとするなよ)、途中ふらーっとてつぴろが出てきて、お手洗いに入っていくところを目撃。(ちなみに店はそんなに広くありません)そわそわしている私にくらりさんが「・・・トイレを覗くのはやめたほうがいいと思いますよ・・・( ´∀` )」とぽつり。どれだけ私が変態かがうかがい知れるありがたい助言だと思います。
てつぴろたちは食事後すぐに出て行きましたが、くらりさんと私は延々トークです。だってまだまだシャベルンバまで時間があるんだもん。さすがに3時間もねばるわけにもいかず場所はうつしましたがね。会場そばに中国茶&紅茶を出すお店があって、そこに入りました。やはりいいですね中国茶のお店は。某ス○バ等のカフェとは雰囲気がかなり違って、ゆるーりとした時間が流れていますな。お茶もすごくおいしくて(茶器などもかなり充実しており本格的に淹れてくれる)幸せでした。雅人様のことだけでなくいろんなことをおはなしできて、とても楽しかったです(≧∇≦)
そうこうしているあいだに16時ちかくになり、ふたたび会場へむかいます。シャベルンバ入場開始になった・・はいいものの、ちいさな会場のため参加者は床にたいいくずわりです。「うっわー、これで30分はしんどいわー!」「足つりそー!」という声があがりつつもみんな素直にたいいくずわり。参加者がそろったところで、いよいよシャベルンバスタートです!!
てつぴろが扉から出てきた瞬間、「きゃー!」という悲鳴黄色い声があがる。しばらくはてつぴろが愛子さん一郎さんあいみさんの紹介をしながら参加者による写真撮影がつづきます(シャベルンバ中は自由に撮影可)。藤「見世物小屋です」鉄「思う存分撮ってください」
てつぴろが主に司会をしながら会はすすめられたのだが、これは「せっかくお金を払ってまで自分を観に来てくれたのだから、できるだけ自分のしゃべるところを増やそう」というてつぴろのやさしさからだったのですね。もう本当に、なんてすばらしいひとなんだてつぴろ!この日も終始恐縮していらして、「もうほんとーーにごめんなさい、オレなんかでごめんなさい」と繰り返してらしたが・・・いやいやあなたは本当にすてきですよ。紳士ですね。エロ紳士ですけどね。(褒めつつ貶す)そんな多面性がすてきなのよ。
16時の回のテーマは「もしイケテルンバ第3弾があるとしたら、どんな作品をつくるか?」でした。すると、
愛子さん「今回は4畳半だったが、ぜひ(引越し先の)医龍御殿でも撮りたい」
(広すぎてがらんとしてるんだよね、部屋内でテレビ電話しても、声がすっごく遠くのほうから聞こえるんだよね、などいろいろつっこまれるてつぴろ)
一郎さん「イケテツ7変化を撮りたい、いろんな職業の衣装を着せたい」
(そんなのオレめちゃくちゃ役作りできますよ、いっぱいいろんなバイトしたもん。とぴろり。某有名人の家に掃除をしにいったことなどもあるそう)
あいみさん「ちっちゃい、いろんな表情のイケテツさんを、たっくさんつくって展示したい」
イケテツ狩りしてもらおう、最後に好きなのを摘んでかえってもらおう、などステキングな案がばりばり出るも、てつぴろ「気持ち悪ぃ!」)
など聞けました。完全に3人ともドSですね。イケテツいじり、進行中ですね。
質問コーナーでは先ほどのカフェに偶然おられた方からの「お昼はおいしかったですか?」というものが。てつぴろは「実は今日一日ずっと緊張してて、なにたべたか、おいしかったか、など覚えてない」とのことだった・・・しかし一緒に食事した一郎さんによるとてつぴろは「ツナのトマトソースパスタを全部食べていた」らしい。実はツナのパスタはくらりさんもお召し上がりになったもの。にやりとするくらりさん。ちょっと残念な私。ちなみにおいらはきのこのラグーソースパスタでした(どうでもいいよ)。
最後におまちかねの、てつぴろとの写真撮影&サイン会!!! いやーこれが。すんばらしかった。ひとりひとりに丁寧に接し、いろんなポーズの要求にこたえ(うしろからあすなろ抱き、肩抱き、腕組、なぜかキャイーンポーズ、残念顔、などなどなど)、かなりのあいだ会話をしてくれたのである・・・(TT▽TT)! なんという紳士っぷり・・・!「おまたせいたしました」の声がかっこよすぎるよてつぴろ!おかげで待っているあいだ退屈しませんでした。
そうしてついに自分の番がきまして。私は「最高の笑顔で!お願いします!」とリクエスト。しかし私自身の顔は緊張してほほがひきつっているという。嗚呼。しかし負けずにその後のトークでは
「あのう・・実は・・以前に、シアタークリエで握手をしていただきまして・・その際は本当にありがとうございました!とてもやさしく接してくださって感激しました」
と伝えたYO!!するとてつぴろ
「そうなんですか!あの・・川上一座ですよね!おもしろかったですよね〜。僕は堺くんを観にいきました」
という発言キタ─wwヘ√レvv〜─(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─!!!!
すかさず
「私もです!!」
なにげにサカイヲタであることをアピールしてしまった私なのでした。それじゃまずいと思ったのかそれから「今度の猫ホテ本公演も観に行きます!チケットとりました!がんばってくださいね!」と「確かにサカイヲタだけどあなたも大好きだから!」ということを言わなくてもいいのにアピールしましたよいちおうね・・・。まーあとにかくてつぴろ輝いていましたわよ。前以上に好きになりました。
終了後、きゃいきゃい興奮しつつ今日の幸せをかみしめつつ、くらりさんに新大阪までお見送りいただきました。やっぱりひとりじゃなくてよかったなあ、今回特に!!と思いました。いままで芝居見るにしてもコンサート行くにしてもひとりぷらぷらと行っていた私ですが、こういう風に感動をわかちあい伝い合えるのってすてきだな、しあわせなことだな、っと実感いたしました。本当にありがとうございましたくらりさま!!懲りずにまたいろいろお付き合いくださいね、何卒☆ そして鉄洋さま、今度は5月、舞台上で輝くあなたの素敵な姿を拝見しにいきますね☆