かんそうぶん
いろいろ読みました、はい。
1冊目。絲山秋子「スモール・トーク」。
- 作者: 絲山秋子
- 出版社/メーカー: 二玄社
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: 単行本
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が、「人がどんな車に乗っているかで、その人の性格が見えることもあったのに、最近ではそれも少なくなってきた」という絲山さんの嘆きは、よく分かる気がした。
でも、どうしてこう、男って車好きが多いんですかね。
私は、多少かわいくて、そこそこ走る、国産の、中古車、で十分・・・と言うかいっぱいいっぱいなんですけどねー(´・ω・`)
「カマキリ」(車を次々買い替える男)の描き方が・・・超リアル。ぞっとしました、ワタクシ。いや、その、「車を次々買い替える」の部分が、じゃないですよ。「昔の女についつい電話してしまって関係を持ってしまうずるさ」についてですよ。
- 作者: 長嶋有
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/12/15
- メディア: 単行本
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なんだろうな、時々ふいを突かれるように表れる単語が、いちいち私のツボに入るんですよーー( ´∀`)
例。
「和小学校→読み方・ナゴム小学校(本当はかのう小学校)」
「犬の名前が『ミロ』である理由」
「死んじゃえ」
「なにやってんすか!」
「なんかこう」(って言ってる割にはその後に続く言葉は具体的)
などなど。
あーー、読んでもらわないとわからんなこりゃ。
早く次の作品も読みたい。
ブルボン小林名義で書いているエッセイも、気になる。
3冊目。吉田修一「7月24日通り」。
- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/12/21
- メディア: 単行本
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分かった。
この人の描く女の人って、みんな行儀良すぎて、嫌なんだ。
いかにもいそうな感じで描いているのに、実は「そんなやつはおれへんやろ〜」(by大木こだま師匠)なんですよー。「そんな、女なんてちっともいいもんじゃねえぜ!」って思っちゃう、私は。
ん、そんな感想しか抱かなかった。