産經新聞
なんと堺さんが6/4付けの産經新聞文化面で『この本と出会った』なるコーナーのコラムを書いたことが判明。
ゆくゆくは文筆家になられるのでありましょうか(と私は勝手に思っている)。
だって・・・そこらへんの作家(どこらへんだ)よりぜんぜんおもしろいし素敵な文章なんだもん!!
そんな堺さんが「出会った」本は、『禅学入門』。
- 作者: 鈴木大拙
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/07/10
- メディア: 文庫
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いや、そりゃー本屋さんで、に決まってますけどさ。あれですよ。つくづく、私が本屋に行ってもいつも決まったコーナーしか回ってないんだなということが判明したわけですよ。だってこの本が本屋さんのどのへんに置かれているのかもよくわからないですわよワタクシは。さすが常人離れしてるわぁ堺さん(´∀`)。(からかっているわけではけっしてナイ。)
しかも「この本を読んだのはそう昔のことではない」ときやがった(きやがった、て)。「最近読んでおもしろかった本を紹介しま〜す」ってテイストのコーナーじゃないんだ?!このコラム。じゃあいつ読んだんだ!!20代の頃か?そうなのか?!ええっ?!!(と半ば脅迫)
すごいなあ・・・これでまた、私の読む本が増えたではあるまいか。「ダ・ヴィンチ・コード」がやっと読めたというのに・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ
(↑ これは私の単なる強迫観念です、ええ、ハイ。)
しかしまともなことだけ書いて終わるはずがないのがサカイクオリティ☆
今回、私はこの一文に着目した・・・
けれども、先輩の真似をしても自分のサトリは開けないだろうし、それがサトリだと思っていたら、禅寺ではきっとぶん殴られるに違いない。
皆さんはこの一文の中で、つっこむとしたらどこにするだろうか・・・
「悟り」がなぜかカタカナ、は序の口ですぜ奥さん。そんなのいつもやってることさ・・・
私はここだ!
禅寺ではきっとぶん殴られるに違いない。
違いないて。しかも「ぶん」殴られるて。
あとさ・・・大事なこと言っていいかなぁ・・・
・・・ぶん殴りゃしないでしょうよ禅師は・・・(;´Д`)
いやー今回も「えっ?!こんなところにこんなことばを使うの?!そんな使い方しんせ――ん☆」と思わせてくれた堺さんなのでした、まる。
あと、『〜(と思う)。』の使い方がナビエッセイ第1回のときと変わっていないのに感動すら覚えました。括弧つきで最後につけるのがサカイクオリティだ(と思う)。
こんなにネタにした挙句に言ってもまったく説得力ないとは思うけど、ほんと、いい文章ですよ。堺さんが好きだからというのを抜きにしても、それはほんとに言える。何回も何回も読みたくなる。「これってどう意味だろう?」と考えさせてもくれる。身につまされる文章ですよ、いろんな意味で。
だからみんな、図書館行って「6/4の産經新聞見せてください」って言ってごらん。「コピーさせてください」って言ってごらん。
私はそうした。(恥ずかしげもなく言ってみた☆テヘ☆)