ぶひーん(鼻水)
やっと届いた〜
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/09/08
- メディア: ペーパーバック
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コーラスでの最終回のあとこんなに早くコミックスが出るとは予想もしておらず、あわてて注文。
ああ、ありがとうウミノ先生!そして愉快な仲間たち!
これで、修ちゃんの「ああ好きさ、大好きさ!!」青春発言を何度でも見れるようになりました・・・(バカ)
バレンタインの日おもいっきし間違った解釈をしているおばかな修ちゃんも・・・(大バカ)
真山&修ちゃんという最
いや、真面目な話しますとね、正直、大人(まあお前がホントにホントの意味で大人なのかってことは置いとくとしてさぁ)になってからこんなにマンガの世界観に夢中になるとは思ってもいなかった。
いやっ、つーか、私がいわゆる青春時代を過ぎたからこそ、こんなにひきつけられたのかなあ、と。
そして「ハチミツとクローバー」の最終回すばらしかった。涙をこらえきれずに読んだ。絵もすばらしい。言いたいことを自在に表現できる絵が彼女の持っている宝物だ。
そうだよね、大人になるということはこういうことだよね、と私も思った。
すばらしいマンガだった。大人が描いたほんものの青春だった。
ふりかえらないとわからないことはたくさんあり、理想はみんな歳と共に、自分で選んだ現実の世界へと降りてくる。しかし、心はいつでも自由だったし、いつまでも自由だ。
そういうマンガだった。
とは敬愛するばななさんのことばだが、ほんと、そう・・・渦中にいるあいだは、「これが何の意味を成すのか」なんてちっともわからない。わかるはずもない。
そして、「選択」はいつでも目の前に突きつけられ、私はいつだって何も決めきられずにズルズルズル、とひきのばしてしまいがちだ(もしくはめんどくさくて考えもせずにぱっと思いついたことに飛びついてしまいがちだ)、けど、本当に考えて考えて考えすぎて鼻血がでたり知恵熱で倒れこんだりしてでも自分で選ばなきゃ、あとで絶対に言い訳をしたり誰かのせいにしたりするんだってことだけはわかってきた。
最高にかっこわるい生き様だけれど、そうでもしなきゃわからなかったと思う。自分の弱さとかずるさとか、それでも残ってしまう自分らしさとかって。
まあまだ道の途中ですけどね。
あがき続けようと思います。ぐるぐる回ろうと思います。サイゴまで。セミみたいに。
余談ですが、10巻に収録された読みきりマンガがすごく好きです。「空の小鳥」なんて、涙なしには読めません、うううっ(´Д⊂ヽ
なのでウミノ先生の次回作、超心待ちにしています☆