第○回妄想友の会

人妻・通称「仁様」が一時帰広しているので飲みに行く。そしてそれをひとは「妄想友の会」と呼ぶ。会話される内容の九割五分が妄想話。酒の力も手伝ってさらにひろがりんぐな妄想話。さながら妄想カーニバルですな。
この日行ったお店は和食系な居酒屋だったのですが、店員さん(仁様は給仕してくれてるひと、となんとも大正モダニズムなよびかたをしていたのにかなり萌えた)がかなりよくいえば成宮寛貴くん似、よくいえば星野源ちゃん似、悪くいえば・・・(誰だっけ、忘れた)、とまぁ私のちょっと好みな男の子だったのね。そのひとにひとりきゃいきゃいしつつ楽しくお酒を飲んでいると、男性二人組の客が入店。カウンターで、私たちのとなりにすわってた女性二人組のさらにとなりにすわったわけ。で、私は早速仁様に言う。
私「こんなおしゃれな、いかにも女性が好きそうな居酒屋に男二人で来るって・・・アヤシイですよね」
仁「あんた!それ、しをんの読みすぎwwwww」
私「いやだって、男二人なんて、魚民とか八剣伝とかに言って飲んでりゃいいんだよ!こんなとこで飲まなくたって!」(ものすごい偏見)
仁「それは言えてる」
私「仕事帰りとかならまだしも私服ですよ?わざわざ待ち合わせてここまで来たってコトです!どういう関係なんですかねぇエヘグフ」
と私ひとりで大暴走している中、事件はおこった!!
その男たちが、私たちの隣に座ってた女の子たちに「一緒に飲みません?」と声をかけているではないか!!
;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブフォ!! と酒をふきだしそうになる仁&私。とたんににやにやする俺たち。
しかしどうやら断られた模様。ますます;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブフォ!! となる俺たち。
仁「そりゃそうよねぇ・・・もうちょっとかっこいい男だったらねぇ・・・話してやってもいいけども。時間の無駄ってヤツよ」
私「そうだそうだ!私だったら、あの源ちゃん似の店員さんに声かけられたらほいほいついていくね(≧∇≦)b !!」
さらにウォッチングを続けていると、その男たちは帰り際に、女の子にメアドを聞きだそうとしているではないか!!なんと諦めの悪い・・・。しかもやっぱり断られている・・・さらに;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブフォ!!
しかもその男たちが帰ったあと、女の子たちは「せめてかっこいい人だったらねぇ・・・」と話しているではないか!!!ひーーーっっ!!!女ってこわーい♪
私の美しく素晴らしき妄想を壊しやがった罰だ!そんなかっこよくもないくせに女に声かけて見事むげもなく断られてざまぁみろ!とひとりほくそ笑んだのはいうまでもありません。
そして楽しく飲み終えて帰った私が見た夢が、以下のとおりである。
「仁様と私、そして男二人組(その夜見たような人じゃなくもうちょっとかっこいいひとたち。ぜんぜん知らない人)と一緒に飲んでいる。楽しくおはなししていたが、男のひとりが仁様にこう話してるのが聞こえてくる。『あの子(=私のことを指す)さぁ、なんで男と飲むのに、いけてない格好でしかもジーンズとかはいて、やる気ないよね(笑)』確かに私は何でこの服・・・?というすっげー微妙な服を着ている。すごく落ち込む。でももうひとりの男の子になぐさめられる☆」
どれだけ欲求不満なんでしょうか、私。
(註)本日の日記は一部誇張している部分があります。御了承下さいませ。