ご対面

じゅわっ!と降り立ちましたしんおおさかぁ〜新大阪です。まずはホテルにチェックイン。新大阪駅そばのホテルをとりましたがいろんな国の方がチェックインをされていました。荷物を整理して、お会いする約束をしていたすなふきんさまに「着きましたぁ〜」とご連絡。すると現在心斎橋にいらっしゃるとのことで、私も心斎橋へ向かいます。
そして心斎橋の大丸で待ちに待ったご対面。お友達のはなちゃんさんもご一緒。すなふきんさんもはなさんも想像通りの素敵な方で、ネット上で知り合う方とはそんなに積極的にかかわることをしてこなかった意外とシャイな(え?)私ですが、「こうやってお友達になれるって、すてきなことだなあ!」と感激いたしました。
心斎橋をぷらぷらするあいだ、「NIKE OSAKAでなんとあのアサファ・パウエルに遭遇し写真を撮った」話、「世界陸上プラザではなさんがアスリートのようなフィニッシュ写真の撮影に挑み、そばで見ていた外国人に拍手された」話、「大さんのブログがヘルシンキの前と後では書きぶりががらっと変わって少し寂しい思いをしている」話、「大さんがいかにキュートでかっこいい、すばらしきお人か」話・・・などなどいろいろ語りまくりました。私の周りには大さん話をできるひとがいないので、これでもかこれでもかといわんばかりにしゃべりたおした気がします。ふだんはほんとーにおとなしくほとんどしゃべらない(え??)私ですが今日ばかりは声出しすぎてちょっとのどが痛くなっちゃいましたわよ。おほほほ。
カフェで休憩中、すなふきんさんにプレゼントをいただきました。ロクシタンのハンドクリーム&ソープ。ロクシタンのハンドクリームはいままさに愛用中なので、「すなふきんさま・・・もしや超能力者?!」と思うくらいストライクなセレクトでまたもや感激。私もDVDをいただおたお礼に、けしはんをプレゼント。いやー素人仕事でたいへん恐縮なシロモノなのに、「すごーい!」「こまかーい!」とお二人にお褒めいただきgracefulmanご満悦。けしはん職人への道一歩前進。(なのか?)
開場時間も迫り、いよいよ長居へ移動。夕暮れのなかぽっかり浮かび上がる長居スタジアムはそれはそれは美しく、スタジアム周囲につくられたスポンサーブースやフードエリアに人々が群がる様子を見て、お祭りみたいだ、と思いました。そうだ、世界陸上サッカーワールドカップ、オリンピックと並ぶビックスポーツイベントなんだ、と改めて感じられました。わくわくのボルテージがますます高まります。
せっかくなのでアクエリアスブースに入り、大さん(のパネル)とツーショット写真を撮ることに。
タイトル「あこがれのまなざし」。

すなふきんさんはなさん大ウケ。gracefulmanまたもやご満悦。ま、撮っている間、写真を撮ろうと順番待ちをしていた子どもらに( ゚д゚)ポカーンとされその母親らしき女性に失笑されましたがね。・・・いいもん。私の夫だもん。私は妻だからして、夫に何したっていいではないかーっ!!(久々の山南さん降臨)(夫のパネルとツーショット写真を撮る妻はいないだろ、という声は(∩ ゚д゚)アーアーキコエナイー)
このブースで体水分量を計測すると「為末選手サイン入り特製ペットボトルホルダー」がもらえるとのことで、当然やってみました。50〜60%あるのが平均的とのことで「もしものすんごい水分量が低かったらどうするんですかねー」「『スタジアムじゃなくて病院行ってください』って言われるんですかねー」ときゃいきゃい話していたのだが、私の結果は48%だったのだ!がぼーん!測ってくれるおねいさんに「あらー少し足りませんねー、しっかりアクエリアスを飲んで水分補給してくださいね☆」と笑顔で宣伝されちゃったYO!!誰がうまいことを言えと(略
私ががぼーんとなっている間に同じくタメファンのなまこさんが合流されました。なまこさんは前々からブログを読ませていただいていて「このひと・・・私と同じニオイがする・・・」とひそかに思い、お会いしたいなと思っていた方です。お会いしてみるとやはりなまこさんも「同じニオイがする・・・」と思われていたそうで、しかもこの変態日記を読んでくださっていたそうで、話が弾みまくりました。素敵ガールですなまこさん。そのハンドルネームも素敵すぎます。
スタジアムに入り、指定席のお三人とはいったんお別れ。私は自由席のよさげな席を探してうろつきます。この日のメインはなんといっても女子棒高跳び決勝、イシンバエワ世界新なるか、ということだったので、棒高の付近に座るかな、と思ってたら!棒高そばの自由席はもう満席!ひえーみんな思うことは一緒ね。仕方ないのでてくてくと反対側の、TBS放送ブースがある付近(円盤投げサークル付近)に移動。なまこさんから「TBSの下あたりが、選手が座る席らしいですよ」と聞いていたのでした。もしかしたらの望みをこめ、立ち入り禁止ゾーン手前の自由席を陣取る。そしてこの選択は後に大正解だったことを思い知るのであった・・・!(世界まる見え風に)
しばらくのんびりと円盤投げを見ていたのですが、200mの二次予選直前、選手席に見覚えのある頭と体型の日本選手があらわれた。そう、わが夫大さん!そして朝原のぶちゃんさんも!!ぎゃわー!立ち入り禁止のなかでも一般指定席に近い席に座っているおかげで一挙手一投足がよく見えるぅー!!すぐさますなふきんさんはなさんの席に走る私。こういうこととなるとものすごい行動力をみせる私。
(以下、一部フィクションをまじえてお送りします)
すなふきんさんに「たいちょぉー!大さんあらわれましたっ!!(゚◇゚)ゞ」と報告すると「な、なんと!!でかした特攻部隊!」とお褒めいただく。「隊長、移動されますかっ?!」「うむ、そうしたいところだが・・これから200mの応援をせねばならぬぞ。そちもこの空いている席で応援していきたまへ」ということで大さんの様子をちらちらとうかがいつつも200mの日本選手たちを応援。高平さん神山さん末續さん・・・会場かなり熱く応援しましたが・・・残念。特にスエ様は、いつもの調子とは違うようすに「おかしいぞ」と思っていたら・・・一次予選後背中や足に痙攣をおこしていたんですね・・・。そしてこのレース後もかなりつらそうにしていました。後で知りましたがインタビューを終えた後、また倒れて点滴をうけたとのこと。リレーは「死ぬ気で走る」と言っているそうだけど、大丈夫なのだろうか・・はぅ・・心配です。
すこし落ち着いたところで、大さんに近づくため移動することにしました。一般席と選手席の堺に( ´,_ゝ`)・・・あわわ違う違う境に(サカイヲタ的にはベタなとボケ思ってください)、階段があるのですが、階段を登る時にいーい具合に大さんが見えるんですなー。ふだんは控えめでおしとやかな私ですが(え???!)あらんかぎりの力をふりしぼって(大袈裟)手を振ってみました。すると大さんが気づいてくれて、「ども」ってかんじで会釈してくれたよキャー!!!+.(*゚∀゚*).+ あいかわらずええひとや・・・(´Д⊂ヽ思いのほかリラックスしてやわらかい表情の大さんにほっとしました。
なまこさんも呼んで結局四人そろって自由席で観戦することになりました。(; ̄□ ̄)あの・・・みなさん、自腹きってチケット買われたのに・・・すいません・・・と申し訳ない気分でいっぱいになっていた私ですが、「ここ、すげーいい席じゃないすか!」と褒められ?gracefulmanご満悦。大さん見えるはゴール点近いわTBSブース見えるはとけっこう忙しい。・・・いや、観戦に集中しようよ、という声はいざしらず、めったにない機会ときょろきょろしまくる私。ごっつ不審者。しかも大さんウオッチにおけるベストポジションを狙おうと、席をすこーしずつ横にすりすり移動する四人。・・・ちがう、我々が悪いんじゃないんだ!じっとしてない大さん(前のめりで観戦したり横むいたりする)と前を歩くお客さんとそれほど警備してないけど立ち入り禁止ゾーンの手前に立つ警備員がいけないんだい!為末大!!(こどもじみた責任転嫁)
大さんは外国人選手とにこにこ話したり後頭部をかいたり握手に応じたり後頭部をかいたり後頭部をぼりぼりかいたりしてました。大さん・・・かゆいんだね、頭・・・髪長いのに慣れてないもんね・・・いまのソフトモヒカンにする前は「美容院行ったの8年ぶり」だったんだもんね・・・。
その様子を見つつ勝手にアテレコをする女・G「あーもぉ、かいーなー」「エクステってあちぃな」「帰ったら美容院行かなきゃ」「もういっそバリカンでかりあげちゃおうかな」
なまこさん「ホットペッパーのCMじゃないんですから!!」
そしてはじまる妄想合戦(かっせん、と読んでいただきたい)。
その壱
「エクステさわりたーい」「エクステ引っ張ってぐん!ってやりたーい」「エクステ一本ほしーい」「髪の短いとこさわさわっとなでたーい」「ひげもじょりじょりしたーい」「そのまま腹筋さわりたーい」「ハムストリングもさわりたーい」
その弐
「大さんリュック背負ってるのがかわいーい!」「リュックになりたーい」「かついでほしーい」「むしろリュックのなか入りたーい」「お持ち帰りされたーい」「むしろこっちが進んでお持ち帰りしたーい」
・・・だれがどの台詞を言ったかはご想像にお任せするのだ。
そうそう、われらが王子・成くんもいました。もちろん成くんチェックも欠かしません。成くんは会う人会う人にお辞儀してました。しかも「あっ、ちゃーす」みたいな軽いかんじじゃなくて、ぴしっと手の先まで揃えつつ「お世話になります」「ありがとうございます」てなかんじのお辞儀で、超礼儀正しい。さすが王子。途中から「オウジィ」と呼ばせてもらってました。・・・オージィ?オージービーフ?(違
男子ヨンパー決勝はさすがに複雑ながらも興奮して観ました。大さん成くん吉形さんも前のめりになりつつ観ていました。試合前私は「カーロン・クレメントがくる!」と予想したのですがやはりサンチェス・フェリックスの走りに夢中になりました。というか我々四人「ほんとに日本人か?」ってくらいサンチェスがコールされた瞬間「サンチェスー!がんばれー!!」と大声援を送りましたよ?結果は予想が的中しカーロンが見事金。サンチェスは銀!サンチェスは30歳。若手の台頭もあるがまだまだいけるぜ、というのを証明してくれたようで、北京を30歳で迎える大さんを思うと非常に励みになりました。
しかしほんとに不思議です。ほんの3ヶ月前までは、大さんはおろかどれがカーロンでどれがサンチェスで、なんてことも知らない、ていうか「400mHってハードル何台あるの?」とか言ってた私が、こんなすごい場所にいて、日本人も外国人も関係なく、フィールドを駆けるすべてのひとたちに声援をおくっているなんて。・・・つくづく、生きてみるのものだなあと思いますね。ありがとう、と大会に関わっている全ての人にお礼を言いたい。
観戦後、電車の時間まですこしおしゃべりをして、「次は横浜・スーパー陸上で!」と早々に予定を決めつつみなさんとお別れしました。すなふきんさんはなさんなまこさん、陸上ファン諸先輩方との観戦は本当に楽しかったです!割と小心者で人見知りもする「動物占いではこじかちゃん」な私なので、お会いする前はけっこうドキドキして不安もあったのですが、やはりそこはタメファン。大さんのお人柄に惹かれるひとたちですから、大さんをそのまま反映するかのようにみなさんとってもおもしろくてあたたかい方々でした。お会いできて、本当によかったです。また、ヨコハマで!!(行く気マンマン)


さて、帰り際、面白いことがあったのでここに記しておく。

  1. 地下鉄に乗っているとき、隣にすわっていた男性が本を読んでいた。気づかれないように覗きこむと(電車の中で本を読んでいるひとを見ると何を読んでいるか知りたくて気づかれないように探ってみるというしをん師匠の真似をしてみた)ページ上部に「グラスホッパー」の文字が!はう!伊坂幸太郎!!最近文庫で出たばかりの伊坂本!キミ、ナイスチョイスをしているよ。『チルドレン』も文庫で出ているから買ってね。と声をかけたかった。
  2. 新大阪の駅に着くと、雨が降っていた。長居では結局降らなかったのに・・・( ゚д゚)ハッ!もしかして私雨女?つまりレインウーマン?ちょっとかっこいい!やったぁ!(完全に間違えている喜び方
  3. ホテルに帰りつくと、ロビーでネットをしている男性を発見。「JAPAN」とかかれたウエアを着ている・・・そして、ん?背中になんか書いてある・・・サイン?てこれはまさか・・・!!!大さんサインやーー!!!「私は為末の妻ですがもしよろしければそのウエアゆずっていただけませんか」と声をかけたい衝動にかられるが、こっそり写真を撮っておくにとどめたオレ、グッジョブ。・・・うん、わかってる、変態どころかすでに犯罪の域に達していることはわかってる。