大河ドラマ「家定」第十六回 〜畏るべし、上様〜

うぃー、遅くなりましたが感想です。
囲碁シーン、照明の関係もあって(薄暗いと人間の顔はより美しく見えます)すっごく美しくいい雰囲気ですなー。なんといっても白き碁を持つ上様・・もとい雅人様の手の美しさよ!!(*´д`*) 碁を打つ前にかまえてる時のあの手でご飯3杯はいけますね、うん。
御台が薩摩の父上たちにせかされたがために上様に慶喜を会わせようとしている、ということを知りつつ(御台は「・・違います」と言うんだけどそれは嘘だとちゃんと見抜いて)快く承諾するシーンもいいなぁ、と思いました。心優しいかたですわ・・・(*´д`*)
ああそれなのに対面した慶喜に「それで、そちは将軍になりたいのか?」って唐突すぎー!!なんかこう、もっと、言い方あるでしょうよー!!そして相変わらず不穏な慶喜が「めっそうもございません」とこたえると「なりとうないのか、ふーん」て。ふーんて。興味あるんだかないんだか。やっぱりツンデレなのか。
待ちに待ったハリスとの謁見シーン、最初のインパクトがものっそ強烈で「;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブ━━━━ッッ!!」てこの絵文字通りに吹きましたね、いろんなものを。いや、御台が一生懸命考えたのはいいんだけどさ、はたからみたらやっぱおかしいだろそのいでたち。将軍様ではなくお内裏様だったよカンペキにさー。
そしてお内裏様は「ハリスの妙な言葉を聞いておったらムラムラしてきて」「またやってしもうた」のであります。ねぇ、「ムラムラ」の使い方、間違ってないですか上様?ムラムラってそういうときに使うことばなんだっけ?てか上様にはムラムラなどしてほしくなかったわーっ!(お前がいちばん変なこと考えてるんだろ
大見得切るシーンは「さすが」の一言。いやー御立派でした。あの声量、表情、振り・・・美しいっ!そしてギザカワユス!!!「至極満足であーる!」「プレジデントにしかと伝えるべーし!」のときのこどものような目の輝き・・・プライスレス。ハリスどころか臣下のものたちもさぞびっくりされたことでしょう。心中お察しいたします。
まぁまぁ、まさに今回は「畏るべし、上様」だったのですが、お志賀さんと本寿院さまもこのうえなくおそろしかったですねー。特にお志賀さんはぶっこわれてしまわれたのかと思いました。ううう。でも男を待ちながら何百もの鶴を折ってしまう気持ち、分かりすぎるほど分かるわー(わからんでいいよ