週末・・・

漢字変換すると思わず間違えてEnterを押しそうになってしまいます。伊坂幸太郎「終末のフール」。

終末のフール

終末のフール

私のちょっと苦手な連作短編集か・・・とかいって身構えてたんですがこれがこれが!よかったね〜。
ちっともハッピーでもないし、リアリティもない話なんだけど、読み終えた後で湧き上がってくる、この不思議な「希望感」は何なのだろうね。
「みっともなくてもいいから、とにかく生きろ。生きる道のある限りは。」
ということばにはっとさせられる今日この頃なのです。
果たして私は、自分(もしくは生きる環境)の命の終焉の日を知ってしまったら、この人たちのように、最期まで「とにかく生きる」ことをつよく思っていられるだろうか。くじけずに、でも、おだやかに。
どうでもいいが、追記。伊坂、子ども生まれてたんだってね!!去年の秋。(日経新聞より情報あり)ちょっとびっくりした。でも、なんとなく、いいお父さんになりそう。