三四郎!

しをん師匠のビロウ日記5/4に大爆笑。夢までおもろいしをん師匠。さすがだ。われも見習わなくては。
休み中、これを借りて読んだ。

三四郎はそれから門を出た

三四郎はそれから門を出た

書評集のふりをしたエッセイ集なのですがあいもかわらずぶっとんでますな。一部引用。

  • 「私、けっこう本読むんだー。『冷静と情熱のあいだ』はすっごいよかったよ」なんて言う、おまえらなんてみんな死ね。
  • どうしても、ひとさまの脳みそに前戯もなく挿入(なにを?)するような所業に感じられて、本棚を直視することができないのだ。
  • 「藤吉郎!便座まで暖めておくとは、おぬしはホントに気が利くのう」と褒めてやりたい気分だ。
  • 「恋愛について」となると、途端に筆致に殺気がみなぎるのはどういうことなのか。
  • いい年こいてつっかえ棒を魔法使いの杖に見立て、「ゲド戦記ごっこ」や「指輪物語ごっこ」に一人いそしむ私に注がれる家族の目はなまぬるい。
  • 今日も玄関先で棒をかざしながら、「そなたの真の名を言い当ててみせよう」と庭木に向かって語りかけていたら

何度;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブフォ!! となったことか・・・。やれやれ、まいったぜ。「心」と書いて「マインド」と読ませるあたりも最強だぜ。
このほかにも、「理想の書店の話」とか「しおり考」とか「本の探偵(電車で隣に座っているひとが読んでいる、カバーのかかった本の書名をあてる)」とか「弟と『もし私があんたの大好きな中田ヒデと結婚したらどうする?』話」(弟曰く「恐喝犯そのものの手口でおまえは中田と無理やり結婚するのさ。その事実を知った俺は、中田の自由を取り戻すために・・・おまえを殺す!」。)とか、爆笑必至。
「片思いのすすめ」という項なんて、特に、いま彼氏のいない人は熟読すべし!べし!つーかいままさに、ここに書いてあるまんまの道を歩んでいる自分自身が恐いよ。あんたのすすめに禿しく同意だよ、師匠。