運命とは

さてクリエの話はまだまだ続きます。よかったらおつきあいいただきたく。
今回はまたもや東京在住の美人人妻・仁様をお誘いしての観劇でした。お付き合いいただき&一泊させていただきありがとう仁様m( _ _ )m
一幕終了後、20分の休憩に入りました。ラウンジにでもでますかー、と仁様と席を立とうとしたときのことです。
仁様がいきなり
「ねえ、あれ、イケテツじゃない?」
と言うのです。
(゚Д゚)ハァ?何を寝惚けたことを、と思い彼女が指差す先には、黒づくめのかっこうをした(しかもニットキャップまで黒だった)男の人。・・・てつぴろっぽい。そこはかとなくてつぴろっぽい。しかしよく見えない。彼は私たちの席よりも前にいたため、横顔がちらりと見える程度だったのです。はっきりと断言できずにいた私は、ラウンジに出るあいまに前方からその男の人をじろじろと盗み見ました。
私「・・・チョーこわいんすけど」
休憩中分厚い単行本を読むその彼は目つきが鋭く、「オレに話かけるんじゃねぇ」オーラを出しているようでもありました。
私「でもたぶん、てつぴろだね」
仁「ぜったいそうだよね」
ひそひそと話しつついったんラウンジにでた私たち。外で買っておいたampmのからあげを食べ終えたものの、あまりの人の多さに辟易し、すぐさま場内に戻りました。
彼のオーラにビビった私はいったん席に着いてうしろから見守っていたのですが、「いやしかし、ここで話かけないと絶対に後悔する!毎日のごとくポッドキャストを聞き、大阪まで公演を観に行ったんだぞ?!しかも2ステージ観たんだぞ?!お前はファンだろ、てつぴろファンなのだろう?!」と自分を奮い立たせ、「ちょっとやっぱり、行ってくるよ仁様!」と宣言して立ち上がりました。「おお!さすが!オレが見守っててやるから行ってこい!( ´∀` )b」と仁様に見送られつつ、彼に近づきます。おっかなびっくりで。きっと腰がひけてました。そして到着。
私「すみません、あの・・」
ぴ「(本から顔を上げてこちらを見つめる)(やっぱり目つきこえーよ)」
私「池田さんですよね」
ぴ「(真顔で)はい」
私「あの・・このあいだの、さわやかの大阪公演、観に行きました!」
ぴ「(やっと少しにっこりして)ありがとうございます(美声で)(丁寧に一礼)」
私「あの、握手していただいてもよろしいですか?」
ぴ「(え?オレと?というような少し困ったようなお顔で)はい」
私「(握手しながら)あ、ありがとうございます!がんばってください!(逃げるように去る)」
頭の中で「キャー!!(^ω^*))((*^ω^) キャー!!」と叫びながら席に戻りましたよ。仁様には「おめー相変わらずすげえな!!よかったね!!」とお褒め(?)いただきましたよ。あああっ緊張したぁっ!!!
でも勇気出して行ってほんとよかった!あの雰囲気だったのでいやな顔されるかしら・・とも一瞬思いましたがふつーに紳士的に応対してくださり感激&惚れなおした。あの声がたまらんかったね。録音したかったね。そして固い顔からふわりとゆるんだお顔がとてもステキでした。握手した手も、とってもやわらかいあたたかな手でした。改めてここでいうのもなんですが、鉄洋さまありがとうございました!!これからも大大大好きです☆来春の猫ホテ、来秋のさわやかはもちろん観にいきますし、耳元はもちろん聴き続けます!誰がなんといおうとぴろりは私の「イケメン」だ!!
しかしおもしろいもので、今春てつぴろを観に行ったら雅人様に出会い、そしてこの冬、雅人様を観に行ったらてつぴろに出会い、と、なんなんですかこの偶然の一致は。なーんか運命感じちゃいましたね。ええ勝手にね。運がよすぎるだけ?でも私、東京在住でもないしお芝居は月に一本観られればいいとこだし、というなかでこのキセキの遭遇は嬉しすぎる。「生きてりゃこんなふうに時々、ちょっとステキなこともおこるんだよ、だからこれからもなにがあっても、くさらずくじけず投げ出さずにがんばんなさい」ということなんだろうな。ありがとう。ありがとう。おいら、これからもつよく生きていくよ!!
(追伸)
終演後。ラウンジ及び階段にあふれる人々。そのなかで。人の流れにさからって、スタッフのひとに楽屋口へと案内されるぴろりと遭遇。・・・それじゃ悪目立ちです!雅人様や浅野さんに挨拶に行かれたのだろうなぁ。私の分までよろしくお伝えくださいませ、と思いつつ見送りました。