やっとジャージ

やっと観てきました。「ジャージの二人」。・・ここまで長かったぜ・・・。
なんかこう、すっごく好きなタイプの映画でした。
映画になる前に原作を読んでいたものとしては、あの世界が過不足なく丁寧に描かれているのがとってもうれしかったです。
そしてなによりも、この映画に私の愛する俳優、堺雅人が出演してくれていることが、とてもとても誇らしく思えました。
自分では何も決めない感じ、でも気がついてみたらいつのまにか道を選択してしまっている感じ。
優しげな雰囲気、でも「妻がよそに男を作ってしまうくらいの何かを、この男も抱えてしまっているのだろう」と感じさせる不穏さ。
そういうものをきっちりと表現してくれていた雅人様を、やはり大好きだと思ったし、この映画に出てくる雅人様演じる「僕」をとてもいとおしく感じたのです。
やっぱりなにしてもかわいいんだよねこのひと。家で電話がなっているのが聞こえて、外からあわてて入ってくるときの動きとか、妻に電話を切られてしまってぷんすか怒りながら迷いながら山道を帰っていくところとか、もう・・「こ、このへんでカンベンしてください!!萌え死んでしまいます!!」と上映中叫びだしたいほどでありました私。
誠さんもとってもよかった・・・。ちゃんと「お父さん」に見えた。花ちゃんが出てきてからは特に。あと、雅人様と誠さんは、後姿がそこはかとなく似ているなあ、って思いましたね。シーナさんに「なんとなく誠っちゃんに似とうねえ」と言われ幸せを感じた雅人様、ワタクシもそれに同意致しますわよ!
広島では24日まで上映されていますので、広島市民はみなサロンシネマに行くように(命令)。私ももう一度観に行きます!