復活連載「ボンドさん」【最終回】

ああ、ついにこの日がきてしまいました。さみしい。さみしすぎます。さみしすぎてもう逆に笑えます。は、ははは。
おかしなテンションのまま答練最終回を受けて、見事100点を取って(もうだから、誰か褒めてよ)、いつもどおり真剣にボンドさんの解説を聞いて、、いつもどおりに終わりました。ほんとあっけなかった(T□T)
でも今日の私は一味違うぜ、例の如くKY男子が30分くらいボンドさんと独占していたが教室の外で待っていたさ。で、やっとつかまえたボンドさんとひとときの会話。「もう、ばっちりですね。合格です。ぜったい。」とお墨付きまでいただきました。そうなればいいんですがね。うん、がんばろう、最後まで気を抜かずに。そして「じゃあこれ、今日私100点取ったんで、あげます。」と和菓子の入った袋を差し出しました。「はっ?!逆じゃないですか?!えー、いいんですか?なんですか?」「和菓子お好きでしたよね、食べてください」「あ、ありがとうございます。基本的に生徒さんからモノを受け取っちゃいけないんですけどね・・」「じゃあ隠してください!」「( ゚д゚)ハッ!ハイッ!」そんな妙なところで真面目なボンドさんがほんとに大好きでした。ちなみに和菓子の箱の下に、手紙をつけておきました。たぶん読んでくれてると思うんですが。・・・ほんとにこれでよかったのか、いまでもわかりません。ただの私の自己満足に過ぎないなこりゃ、とも思ってます。でも、ありがとう、という気持ちもこめてなので。うん。後悔はしていない。こういうことでは後悔しないんです、私は。つか、いつだってこういうドストレートなことしかできないんです。ごめんねボンドさん。でもありがとう。本当に、ありがとう。あなたのおかげで私は、新しい世界が自分の前に広がるのを見ることができた。いままで思いもつかなかったような道も。まだその道を進むかどうかはわからないけれど、「自分にはまだこんなに未知の可能性が残っていたんだ」と思えただけで、自分の人生がぱあっと開けるのが見えただけで、それだけでも「もうけもうけ」なのです。
それから、恋がもつ力というものも、私はこの年にして再認識しましたね。堺党首じゃないけれど、「みなさん!恋は素晴らしい!恋をしてこの国を豊かにしましょう!」と訴えたいもの。実らなければ恋ではない、ということはけっしてありません。一方的に思う恋でもいいじゃない。誰かが好きで、好きで、たまらなくて、できるだけそのひとの近くにいたくって、近くにいるためなら自分はどんなことだってする。そういうパワーはひとを強くする。そう信じています。みんな、がんばろうね。私もこれからがんばります。ええ。いろいろ。ふふ。転んでもタダではおきないのがgracefulmanっていったでしょ?げへへへへ。
というわけで「ボンドさん」最終回。お読みいただき、ありがとうございましたm( _ _ )m いろんな場面で励ましてくださった皆さん、本当にありがとうございましたm( _ _ )m あ、試験はちゃんと合格します(宣言)。