特別復活「ボンドさん」

コンサート前、学校に行ってきました。合格証書を受け取るためです。ひょっとしたら・・と思いながら行ったら、受付付近に見える人陰。そうそれはいとしのボンドさん。ああ。ボンドさん。会いたかったYO!「せんせーい!」と声をかけるとびっくりされました。合格証書取りにきたんです、と言うと、「96点でしたね!仕訳一問間違えてましたね」とにやりとされた。いやーんそんなとこまでチェックされてたのね、おはずかしい。そのあとちょろっとお話が出来たんだけど、ボンドさんは税理士試験の3科目めを合格したそうで「やっとクズから人間になれました」といつもの自嘲的な笑みを浮かべておられました。ああ、こいうかんじ、なつかしい、と心があったかくなったね。「よかったです、僕もいい報告が出来て。」「これで落ちてたら、こんなにへらへらしてられないですからね。」「ああ受かったんですかそうですかよかったですね、とくされながら言っているところでした。」とボンドさんが言うので「あー私もよかったですそんなこと言われなくて!ひさびさに会ったのに『なにあの人、あんな人だったんだ、最低!』と思いながら学校を去るところでしたよ」と返しておいた。今後の事など相談すると、いまは税理士より公認会計士のほうがうかりやすい、とのこと。どっちにしてももう少し勉強はしたいので、またこちらでお世話になると思いますと言っておいた。「簿記のセンスレベルはあると思うのでぜひスキルアップしてみてください!」とにっこり励まされてさらにほっこりしたね。でも「センスレベル」なんて単語はあるのか?とつっこんでみた。去り際に「また会いましょう」なんつって社交辞令言われて、期待しちゃうじゃないか。いやもう終わったことなんで自分的には整理ついてるんだけどさ。でもボンドさんとお話してるとやっぱり楽しいなって思うから、会いたいなって思っちゃうんだよ!てか、ボンドさん私の手紙読んだのかな・・・って今更ながらに疑問。読んでなおかつこの対応の仕方だったら、なんて大人なひとなんだろうと思う。以前とまったく変わらず接してくれるからなあ。・・いいんですけどね。それはとっても嬉しいことだから。どうかどうか、幸せに。あなたの人生が輝かしいものになりますように。私とあなたの道は交わらなかったけど、それでも。私はいつまでもそう願っていますよボンドさん。